塗り壁下地の特徴【内装】
2019/12/07
海外のカフェや店舗でよく見る、こんなオシャレな塗り壁(ぬりかべ)。
内装のリノベーションをするなら、せっかくだからクロス(壁紙)の張り替えじゃなくて塗り壁にしたい!リノベーションでも塗り壁(ぬりかべ)にするにはどうしたらいいの?
実は塗り壁にリノベーションするには、まず「下地」を塗る必要があります。今回は、そんな「塗り壁の下地の特徴」についてご説明いたします。
塗り壁(ぬりかべ)の下地づくり
塗り壁(ぬりかべ)にするためには、綺麗なコテ模様が出るようにまずはフラット(たいら)な壁をつくる必要があります。
新築工事の場合だと、ほとんどが石膏ボード(※1)の上からパテ処理をして塗り壁材を塗りつけしていきます。
パテ処理は、ボードとボードの隙間や穴埋めをするための大切な工程です。
パテ処理をすることでフラット(たいら)で綺麗な壁に仕上がります。(パテ処理をしないと隙間や穴はそのまま表に出てきてしまいます。)
ですが、リノベーションの場合だとボードむきだしのままのお家はもちろんありませんよね。ほとんどのお家がボードの上にビニールクロスが貼られています。
そんなクロスの壁から塗り壁(ぬりかべ)にリノベーションするにはどうするのか?そこで活躍するのが「パテ処理」です。
(※1)石膏を主成分とした素材を板状にして、特殊な紙で包んだ内装用の壁下地材のこと。ほとんどの住宅の内装壁下地として使用されている。
パテ処理の重要な役割
緑の部分が既存クロスの上から、塗り壁(ぬりかべ)の下地をつくっている様子。(青の部分は、石膏ボードにパテ処理をした後の状態です。)
クロス(壁紙)の上から施工をするときは、ボードで隙間や穴をパテで埋める要領でクロス全体を隠すように専用のパテをしていきます。全体の隙間を穴埋めすることによって、クロスの凹凸(おうとつ)がなくなりフラット(たいら)で綺麗な壁に仕上がります。
実は新築の場合でもリノベーションの場合でもパテ処理という工程が必須なのです。パテ処理をすることによって、隙間や穴のない綺麗な塗り壁(ぬりかべ)の壁に仕上がります。
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