塗装(とそう)の下処理【コーキング編】
2020/07/07
塗装(とそう)の下処理に必要不可欠なのが『コーキングの増し打ち』です。
今回は、その『コーキング』についてお話ししたいと思います。
コーキングって何? どうして必要なの?
主に日本の建物に使用されている外壁材には、サイディングというものがあります。
サイディングとは、タイルや石積み風の模様がついている板状の外壁材のこと。
このサイディング板をつなぎ合わせ、外壁に張って出来るのが、サイディングの外壁になります。
その際、つなぎ目が目地となって残ってしまい雨漏りの原因になります。そのため、シリコン製の乾くとゴムのようになるコーキング剤を隙間に注入し、しっかり穴埋めすることが必要になるのです。
ちなみに『コーキング』は、新築はもちろん、リフォーム、リノベーションでも必要不可欠な作業工程です。
コーキングは、経年劣化します
上記の写真のように、コーキングは年数が経てば経つほど固くなり、ひびが入りボロボロ取れてきます。
なのでリフォームやリノベーション時は、塗装(とそう)する前に、一度ボロボロの『コーキング』を高圧洗浄で落とせるだけ落とします。そして新たに上から被せるように再度『コーキング』をするのです。
そうすることで、雨漏りを防ぎ建物が長持ちします。
このように、外壁の塗り替えでもしっかりと下処理を行ってから外壁の塗装(とそう)を行います。
そろそろ塗り替え時期で工事をご検討中の方、まずはお気軽にお問い合わせください^^
「塗装(とそう)よりも長持ちする物はないの?」という方には、外壁用の塗り壁(ぬりかべ)をおすすめいたします!
こちらの『塗り壁下地の特徴』をご覧下さい。