モルタル造形の作り方【レンガ】
2020/01/15
櫻一スタイルが得意とするヴィンテージのような風合いのレンガは、実はデザインコンクリート(モルタル造形)で作れるんです。
「でも実際どうやって作っているの?」
写真やサンプルをご覧になったお客様から、こんなご質問を頂くことがあります。
今日はその「ヴィンテージレンガができるまで」をご紹介します。
①まずはモルタル造形でレンガを形作る
まずはモルタル(※1)を削って、レンガの形を作り出していきます。
様々な彫刻ツールを使用して、モルタルをレンガの形に掘っていきます。
モルタル造形は、こうした自由な表現で何でも形作ることができるのです。使用するのは私たち職人の技とツールだけ。全て手作業で行っていきます。
彫刻が終わりレンガの形が出来上がったら、完全に固まるまで乾かします。
天気や季節にもよりますが、完全乾燥までだいたい1~3日程度です。
(※1)セメントに砂を加えたものがモルタル。コンクリートとは配合の仕方が違う。
②レンガを着色する
レンガの色付けは、ハケやローラーなどの塗装道具を使って行います。
イメージするレンガの色に合わせて、色を何色も混ぜながら塗装しお客様のイメージに近づけます。
色もすべてオリジナルで調合しているので、微妙な色の差を表現したりお客様の好みに合わせて色を作ることができるんです!
このように、形も色も全てが手作業で作られるモルタル造形のレンガ。
職人技で自由に表現できるからこそ、お客様が求めるイメージにより近づけることができるのです。
③レンガの種類
レンガと言っても様々な種類のものがあります。
・NYのブルックリンにあるようなかっこいい赤レンガ
・イギリスにあるようなカフェっぽいおしゃれな茶系のレンガ
・上品な雰囲気で清潔感のある白レンガ
同じレンガでも、色が変わるだけでテイストも雰囲気も全然違いますよね。
このテイストや雰囲気の違いを、私たちは塗装で表現していきます。(私たちの本業は塗装屋です!笑)
タイルやクロス(壁紙)はつまらない…という方は、ぜひ一度モルタル造形をご検討ください!
モルタル造形レンガの施工例はWORKSまで